現地時間6月17日(土)、アメリカ・ペンシルバニア州のハイ・ポイントレースウェイにて、AMAプロモトクロス第4戦が開催されました。

前戦のモト1にて今シーズン初の表彰台を飾ったMonster Energy/Pro Circuit/Kawasakiの下田丈。総合順位も7位、6位、4位と上がっていく中で、今回も表彰台への期待が高まります。

予選はヘイデン・ディーガン、マッティ・ジョーゲンセン、ハンター・ローレンスに次いで4番手。スタートはレース1、2共に中央の位置からのスタートです。
モト1、スタートに成功した下田は2番手で最初のコーナーを抜けていきます。しかし、続くコーナーで転倒。立て直してリスタートしますが、13番手前後まで順位を落とします。
そこから少しずつ順位を回復していき、中盤10位まで順位を上げた後、レース終盤に更に追い上げ、7位でゴール。
レースはディーガンとのバトルを制したRJハンプシャーが優勝、ディーガンが2位、序盤下田の転倒に絡み順位を落としながらも追い上げを見せたハンター・ローレンスが3位に入りました。

モト2は、モト1に続きスタートを成功させた下田が5番手で1周目を終えます。その後ハンター・ローレンスに抜かれ6番手に下がりますが、中盤にチームメイトのライダー・ディフランチェスコを抜いて再び5番手に。
そして終盤、計時終了後にチャンス・ハイマス、更にファイナルラップ、ゴール直前にリーヴァイ・キッチンをパスし3番手に上がり、ハンター・ローレンス、トム・ビアレに次いで3位でゴール。今季2度目の表彰台を獲得しました。

モト1で7位、モト2で3位を獲得した下田の総合順位は4位、チャンピオンシップでは129ポイントで4位につけています。

下田丈(Monster Energy/Pro Circuit/Kawasaki)
「まず僕ができることは毎戦コースに立つということで、(怪我しないように)ライディングを気をつけなければいけないという部分もたしかにありました。
そんな中でも、今回表彰台に立てたのは嬉しいです。チームのみんなもレースに向けて力を入れてくれてて、彼らのおかげで結果に繋がったと思います。」

また、今シーズンより450クラスにステップアップした下田のライバル、HRCのジェット・ローレンスは開幕戦から全戦優勝、8勝目を挙げました。

Pro Motocross 250 Class Highlights | High Point National 2023

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