オフロードやラリーに興味があるライダーなら、誰もが一度は憧れるダカールマシン。今年の過酷なダカールを完走したマシンがほぼそのままの仕様で買えるとしたら……そんな夢のようなニュースが飛び込んできた

2023年のダカール・ラリーに初参戦し、見事出走した全3台が完走を果たした中国の新興メーカーKOVE MOTOが日本に進出。輸入代理店を務めるのはすでに電動オフロードバイクCAOFENを手がけるバトン Tradingだ。

KOVE MOTO
450RALLY(スタンダード/ローダウン)
予定希望小売価格:¥1,280,000(税込)
日本発売予定:2023年初秋
カラー:レッド、グリーン

気になる日本導入モデルは、ダカール・ラリー2023を完走したラリーマシンの公道仕様である450 RALLY。中国ではこのレース用モデルが発売されているが、その差は「ラリータワー、エキゾーストシステム、各部チタンボルト、アンダーガード内に装備された水タンク、保安部品」程度とのことで、フレームやエンジンはもちろんサスペンションや外装パーツまで基本的に同じものになっている。

前後21-18インチのオフロードタイヤを装着しているのはもちろんのこと、145kgの車重で52馬力のピークパワーを持つ449ccの4ストローク単気筒エンジンを搭載。。ボア×ストロークは94.5mm×64mmとかなりのショートストローク。これが楽しくないはずがない、というスペックだ。

さらにダカール・ラリーを完走したKOVE RALLY TEAMのファクトリーマシンとの違いはカラーリング、フロントフォークのインナーチューブのチタンコート、社外マフラー装着だけとなっており、ほぼ市販のマシンと同じ仕様で46位、67位、77位という成績を収めている。

TOUCH THE DREAM丨KOVE 450 RALLY

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