GASGAS本社よりモトクロスマシン「MC450F」と「MC250F」のファクトリーエディションが発表されました。2023モデルのモトクロスマシンでKTMとハスクバーナがフルモデルチェンジを果たす中、GASGASはKTMグループの中で唯一旧型をベースとし、マイナーチェンジにとどまっていました。今回発表されたファクトリーエディションのみ、2024モデルでフルモデルチェンジされるであろう新型マシンがベースとなっており、両車種ともに新型フレームやマッピングシステムを導入しています。これはアメリカのAMAスーパークロスの出場車両レギュレーションに市販車ベースという規定があるため。

Going BIG into 2023 with the GASGAS MC 450F & MC 250F Factory Edition bikes

youtu.be

MC450F/MC250Fともに、ローンチコントロール/トラクションコントロール/クイックシフターを搭載。新たにFIマッピングシステムも導入され、ハンドルバーについたボタン操作によって設定されたマッピングを選ぶことができます。また、フレームは刷新、シリンダーヘッド/ピストン/クランクケース/ギアボックス/ステップも新設計されマスの集中化と軽量化が行われています。サスペンションはWP XACTのフロントフォーク/リヤショックを使用しており、フロントとリヤともに手動で調整が行えるアジャスターを装備。なお、グラフィックはTroy Lee Designs/Red Bull/GASGAS Factory Racingのレプリカを採用。他にも、トリプルクランプやアクラポビッチの“Slip-On Line”チタンエキゾーストシステムを採用するなど、ファクトリーエディションならではのパーツが装備されています。

GASGAS
MC 450F Factory Edition



GASGAS
MC 250F Factory Edition