全日本モトクロス選手権の開幕戦においてお目見えした、カワサキのKX450SR。こちらは外装こそ現行モデルと変わりがないが、久々にメーカーが、パドックでは撮影させまいと囲いを出して、情報漏洩に努めた開発車両。通例、これが次期モデルのプロトマシンとなるはず。骨格をほとんど変更せず、エンジンと吸気経路に変更ありとみた。
こちらが、スクープショット。カワサキのエース、能塚智寛が乗るKX450SRである。
まずはフレームから検証。基本骨格は変更がないが…
スクープフォトに、現行のKXを重ねてみた。赤が現行で、青がプロトタイプである。転がしている車両であり、真横から撮影できたものではないので、ぴったり寸法はあわないが、おそらく現行と同寸法と推測される部分をぴったりあわせてみた。
クレードル部分を比較するに、ほとんどその寸法には差異がないように見受けられる。KX独自の異形アンダーフレームもそのまま。ピボット位置も変更はなさそうだ。
スイングアームも、形状に変更なし。おそらく、寸法も同等のはず。