キッズライダー育成の機会を増やすべく、小島庸平がダートフリークと手を組み始動させた「44KIDSCROSS」が開幕! モトクロスを楽しみ、ライバル同士で切磋琢磨するキッズライダーからは中部から海外へ羽ばたくことも夢では無いと感じられます。

著しい成長が感じられる、50ccクラス

中脇理樹斗(#89)

50ccクラスはファースト50、ミドル50、スーパー50の3クラスで行われ、今大会最多台数のファースト50クラスでは中脇理樹斗(#89)が総合優勝を果たしました。同クラスには双子の中脇悠樹斗(#88)も参戦し、1レース毎に2人で順位を競い合い切磋琢磨する様子は、他のライダー同士でも多く見受けられ、レースがライダーの成長につながると強く実感できます。

小島庸平のワンポイントコメント!

ファースト50は、クラス分けをしたことで参加しやすかったのかなと思います。この世界で競争というのはどうしてもついてくるものなので、クラス分けをした中での楽しさを作れたかなと。優勝した中脇理樹斗選手は始めたばかりと言っていたけど速く走っていましたね。

松本剣(#83)

ミドル50クラスは台数が5台と少なかったものの、ヒート1ではレンゴくん(#33)、ヒート2では松本剣(#83)が1位となり、1人1人の速さが目立つレースに。2ヒート目に優勝した松本剣が総合優勝を果たしました。

小島庸平のワンポイント・コメント!

ミドル50では優勝した松本剣選手はセンスが感じられて、転倒しても上がってこれる負けん気の強さがありますね。ファーストとスーパーの間のクラスで台数は少なかったですが、筋のある子がたくさんいました。

松本剛(#50)

水谷倫都(#95)

大久保英飛(#8)

スーパー50クラスには全日本や中部選手権で優勝や上位を経験してきたライダーが勢揃い。スタートのアクセル音から違いがわかるほど、ライダーの速さは圧巻でした。ピットバイク50でも優勝を果たした松本剛(#50)がスタートから首位をキープし続け優勝。ピットバイク50とスーパー50の2クラスでの優勝を果たしました。2位には水谷倫都(#95)、3位大久保英飛(#8)と続き、今後の活躍に期待が膨らみます。

小島庸平のワンポイントコメント!

スーパー50で松本剛選手の走りを初めて見ましたが、エンジンパワーの使い回し方が高回転で早く、バンクの使い方が上手でしたね。コーナリングも含めてアメリカ行けるんじゃないかと思うくらい異次元な走りでした。