コンニチハ、北海道をこよなく愛する伊井です。とはいえ、やっぱり春や夏に行くことが多く、冬はほとんど行けてませんでした。でもまさか、雪山でバイクに乗れるなんて!! 冬だからこそできる新しいバイクの楽しみ方、まだ体験していない人は人生損しているかもしれませんよ?

安全対策も万全。ホスピタリティに優れたツアー

着替えや準備には清潔感のあるロッヂが開放されていて、暖かいストーブに当たりながら快適な環境で過ごすことができます。ブリーフィングなどもこちらで行います。

ランチに振舞っていただいたジンギスカン! 美味しいのはもちろん美味しいのですが、雪の中で食べるとより一層美味しい! 残った汁で作る焼きそばも絶品でした。

こちらはビーコン。雪山登山などで使われている発信機で、参加者全員が体に身につけて携帯します。万が一、雪崩などが起きて遭難者が出てしまった時にはこれが発する信号を頼りに捜索するんだそう。ちなみに、4年間の営業でこれを使うような事態は起きていないそうなので、ご安心を。

最悪の事態に備えて緊急ヘリの連絡先も用意されています。

装備はわりとなんでもイケます。僕はTシャツの上にパーカー、電熱ベスト(全然寒くなかったので電源はオンにしませんでした)、防寒ジャケット、下はインナーに防寒パンツ、分厚い靴下にスノーブーツ、冬用のライディンググローブという格好でした。

源治さんのオススメはこちら。ラフアンドロードのWSラフソフトシェルフィールドパーカー(¥32,780)。

中にゴムが仕込まれているおかげで転倒などしても雪が中まで入ってこないんだそう。あとやっぱり雪山の中で発見されやすいのは赤なんですって。白は言わずもがな、ですが、黒でも木々などに紛れてしまうんだそう。

源治さんも電熱ベストを着用してました。

こちらは春木さんの電熱グローブ。手はかなり大事。レバーの操作性が悪いとかグリップの握りが、とかより何より、悴んでしまうと何もできないので、グローブは万全の防寒対策をオススメ。スノーバイクにはそんなに精密な操作は必要ありません。

プロテクターはあればあるほど良いですが、何か一つと言われたら胸部プロテクターだそうです。やはりハンドルが悪さするんでしょうね。オフロードなら真っ先に膝、と言うところですが、膝は最悪なくても問題ないそうです。さすが雪の上。

僕、荷物に入らなかったからニーブレースつけたまま飛行機乗ってきたんですが……。

靴もモトクロスブーツよりもこういうスノーブーツ推奨。足首をしっかり覆い、できるだけ高さのあるもの。でないと雪がブーツの中に入り込みます。モトクロスブーツでもいけなくないですが、かなり寒いそうです。天気が良ければ厚手のソックスとの組み合わせでいけそうです。

左からBIGTANK MAGAZINEの春木編集長、モトクロスIA源治篤さん、元ファクトリーメカニック梅田正人さん、スノーモービルライダー上野優太さん。

北海道スノーバイクエクスペリエンス
料金:¥59,800/1日+ガイド料¥15,000/グループ
   ¥45,000/半日+ガイド料¥15,000/グループ
消費税+10%、3名以上の参加でガイド料無料
催行人数:1〜4名
シーズン:1〜3月頃

残念ながら今シーズンの営業はもう終了してしまっていますが、気になる方はぜひ来シーズンの参加を検討してみてください。