自分もカードになってトップライダーと戦える
こちら、みんな子供の頃に遊んだ記憶がある「カードゲーム」です。お菓子のオマケについてきたり、おもちゃ屋さんや駄菓子屋さんの店頭にあるガチャガチャに小銭を握りしめて通ったことがある人も多いでしょう。
Off1でもライテク連載でおなじみ、釘村忠選手もカードになっています。
カードの表面にはライダーの名前、マシン名、チーム名、カテゴリー(モトクロス、エンデューロ、ロードレース)など基本情報が記載されており、左上に1から6までの「戦闘力」。そして下部には「効果」が記載されています。「戦闘力」の下にある「攻撃力」と「防御力」は現在では特に意味を持っていません。裏面にはそのライダーの簡単なプロフィールも載っています。
ゲームのルールは至って簡単。二人が6枚のカードを持って向かい合い、自分のデッキから一枚のカードを選び、「ライダース!」の掛け声に合わせて同時に見せ合います。
その時の「戦闘力」の高い方が勝ち。ただし、出したカードの「効果」によっては逆転もあり得る、というもの。効果の中には
・相手のカードが異性ならカードのポイントを半減できる。
・このカードで勝利すると2勝した事になり、相手のライフを2つ減らすことができる。
・このカードで勝利すると次のゲームの時に相手のカードを指定することができる。(カードの内容を見て指定することはできない)
など様々なものがあります。
ゲームスタート時にはそれぞれ4つのライフを持って開始し、ゲームに勝利すると相手のライフを1つ削ることができます。そして先にライフがなくなった方、もしくはカードを全て使い切った時にライフが少なかった方の負けとなります。
そして最大の特徴が、このカード、誰でも自分のカードを作ることができるんです。下の入力フォームから自分の写真やプロフィールなどを入力すればOK。値段は3850円。
そうして出来上がったカードは20枚は自宅に送ってくれて、残りはスターターパックのランダムに封入され、販売されます。
カードになるのはモトクロスやエンデューロだけでなく、ロードレース、トライアルはもちろん、ツーリングライダーでもいいし、なんならライダーじゃなく、カメラマンやタレント、メカニックやショップ店員でもOK。
馬場大貴選手、渡辺学選手、熱田孝高選手らJNCCのトップライダーも、今後カード化予定が決定しているとのこと。
クワバラファクトリーが出店するレース会場などではサンプルを使って遊ぶライダーの姿も。カードゲームで育った大学生たちは夢中になってしまうはず。