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バイクも、名阪に向けたテストでどんどんいいものに仕上がってました。自分好みだったし、スタートが出られる仕上がりになってきていました。それも、自信に繋がっていました」
だが、思いは実らず。予選は16番手、事前テストとはまったく異なる路面状況も災いしたか…セッティングを変更するなどの改善を試みるも、ヒート1はスタートから出遅れてしまった。「身体のコアに力がはいらないというか、ふんばれないというか。1週間寝込んでしまうと、こうも違うかと」と大塚。オープニングラップ9番手、その後10番手を走り、9位争いを展開するが、上げられずに10位フィニッシュ。
ヒート2のスタートは修正が効いて6番手でまわってくるものの、抑えが効かずに12位に追い下がってしまった。「ほんとに、なんでこんな時に…って思います。原因もよくわからないんですが、体調不良で、ご飯も食べられない状況が続いてて。なんとか出られる状態にはなったのですが、実際には勝負できる状態ではありませんでした」とT.E.SPORTの大塚豪太は振り返る。
「次戦SUGOに向けては、これ以上マフラーを変更する予定はありません。しっかり決まった仕様で、豪太の地元で活躍してもらいたいです。現時点、22モデル向けのCRF450Rのエキゾーストも開発中で、12月にはそれが完成するみこみです。今季の集大成といえるものですね」と石浦。この完成形が、プロダクトに落とし込まれていくのか、はたまたさらなる飛躍を遂げるのか、2022年のGOSHI Racingにも期待したい。