新車で購入したバイクのオイル交換はしっかりしていますか? おろしたてのエンジンはまだ当たりが出ていないため鉄粉の量も多くなるので、長く使うなら最初のオイル交換がとっても重要なんです。

今回出てきたオイルがこちら。まだ500km程度しか走っていないですが、出てきたオイルには鉄粉がたんまり。新車のエンジンは各部の擦り合わせができていないため、どうしても鉄粉は多くなります。だからこそ新車は早めのオイル交換が大事なんです。

整備スタッフは「確かにカブのエンジンはかなり丈夫にできてると思います。だからといってオイル交換を疎かにするのではなく、3000km毎や半年毎など、定期的な目処を設けてするのをオススメします」

次はチェーンの伸び確認。実は編集部でタンデムツーリング(ワタナベが後ろ)にいったのですが、その時にかなりチェーンが伸びてしまうという事件があったのです。その後チェーンの張りを調整しましたが、いざ見てみると…

通常時は約6cm、指で押し上げると3cm。あれ、いつのまにかこんなに伸びてる。この後しっかり調整してもらいました。

転倒した際にバンクセンサーが押し上げられ、指で指した部分のプレートを曲げてしまうというもの。そうなると、右の写真の様にラバー部分が持ち上がってしまったり、ステップ全体がゆがんでしまう事もあるそうです。

1通り点検が終わったら、別のスタッフが再度チェックし直します。タイヤ周り、ブレーキ周り、キャリアなど全体のネジの増し締めをして点検完了。まだまだ距離数を走っていないのでダメージがきている箇所もほとんどありません。

今回お世話になったホンダドリーム世田谷の店長、甲斐さんとスタッフ。
「排気量・車種ににかかわらず、初回点検、定期点検の受付お待ちしております。しっかりプロの目でチェックし、安全で楽しいバイクライフをサポートします。また、新型CRF250Lも続々と入荷予定ですので購入の際はぜひホンダドリーム世田谷でお願いします」(甲斐店長)とのこと。ぜひご利用のほどを!