キャンパスオフロードミーティングは、どうしてもその名称から「大学生のためのレース」「大学生しか参加できない」という印象を持たれることが多い。しばらく前から、それを払拭するため、なんとかしたいと考えていた。さらにオフロードを楽しむライダーたちの初めてのイベントとしてふさわしい内容とは? 本当に初心者に寄り添ったイベントをしたい、という話は以前からあった。そしてキャンオフとDUNLOPエンデューロがタッグを組んで2年目の今年、いよいよ決行となったわけだが、コロナショックはもちろんここにも大きな影響を及ぼした。

これが本当にキャンオフ!?
超・超・超豪華ゲスト陣が大サービス!

ゲストは他にトライアルIASチャンピオンの小川友幸選手、元モトクロスIAライダーでありトランポプロショップOGU Show代表の小栗伸幸氏、エンデューロIAライダーで海外レース経験も豊富な内山裕太郎選手、さらに予定にはなかったが、キャンオフ東日本の運営陣と親交の深いエンデューロIAの大神智樹選手も駆けつけてくれた。

小川選手によるトライアルデモは初めてトライアルを見る多くのライダーを魅了した。

午前と午後に一回ずつ開催されたOGU Show小栗氏によるライディング講座。「なぜ?」をしっかり解説するわかりやすいライテクに参加者は目からウロコ!

内山裕太郎選手によるタイムアタック講座。こちらはバイクに乗って実践しながらアドバイスをくれていた。

OGAチャンネルの小川選手はチャンネルのファンと共にエンデューロコースを周回したり、午後には勝沼で有名なロングヒルクライム「フレアラインヒル」に挑戦。

実はサスペンション・プロ・ショップのテクニクスにもキャンオフOBが一人、就職している。今回は試乗車を4台持ち込んで、その性能の高さを広めてくれた。

自身もライダーの大西さんがいろんな相談にのってくれるMC GEARさん。KYTヘルメットが試着できる貴重な機会を得たライダーも多いのでは?

モトクロス・エンデューロレースで救護活動をされているJOMSさんの協力で、こんな立派な救護テントが設置されていた。

勝沼の地理に詳しいOff1.jpの渡辺栄貴が本部に待機し、救難信号を受信したらすぐに現地に急行できる体制を取った。マーシャルも冷たい水と塩飴を持って巡回するなど、熱中症対策は万全だった。