キャンパスオフロードミーティングは、どうしてもその名称から「大学生のためのレース」「大学生しか参加できない」という印象を持たれることが多い。しばらく前から、それを払拭するため、なんとかしたいと考えていた。さらにオフロードを楽しむライダーたちの初めてのイベントとしてふさわしい内容とは? 本当に初心者に寄り添ったイベントをしたい、という話は以前からあった。そしてキャンオフとDUNLOPエンデューロがタッグを組んで2年目の今年、いよいよ決行となったわけだが、コロナショックはもちろんここにも大きな影響を及ぼした。
豪華ゲストと協賛企業で大盛況!
エントリーフィーが無料、年間保険代3000円のみ、豪華ゲスト参加ということで、いつものキャンオフに比べて最初からエントリーの集まりはよかった、とキャンオフ西日本代表の丹羽さんは言う。さらに今回はYOUTUBEのOGAチャンネルさんがキャンオフ会場でオフ会を開催すると告知した効果もあって、締め切りを一週間前倒し、総エントリー数195台でエントリーを締め切った。
これは僕の記憶にある中で、近年のキャンオフ最多のエントリー数だ。しかも会場側のキャパシティの都合で早めに締め切らざるを得なかったが、受け入れに制限がなければ、まだまだ増える勢いだったという。
キャンオフが今回ここまでの躍進を果たすことができたのは、主催陣の努力はもちろんだが、やはり共催となるダンロップエンデューロの力が大きいだろう。告知やゲスト集め、準備や計画などキャンオフとダンロップがタッグを組んだからこそ、今回のイベントの成功があったのだ。
今回、協議の結果、新型コロナウイルス対策で集合写真の撮影は断念したのだが、これまでキャンオフの集合写真を撮り続けてきた僕にとって、これほど残念な決断はなかった。
協賛企業もかつてないほど豪華だ。ホンダ、Web!ke、JNCC、ダートフリーク、RSタイチ、ベスラ、NOTION X、PROSTOCK、HERO'S、ウエストポイント、MCジャパン。出店にテクニクス。