上の比較にもわかりやすいが、ダウンチューブの高さが圧倒的に新型は高いところまでとっており、その中央をエキゾーストパイプが通る。20モデルでは、フレーム右側を通していることから、エンジンのヘッドも形状が異なることがわかる。なお、このダウンチューブではCRF250Rのデュアルエキゾーストは継続されない可能性も示唆されるところ。

なお、エンジンマウントは旧モデルではメインパイプに接続されたが、この先行開発モデルではツインのダウンチューブに接続されている。これだけで大きくライディングフィールは異なるはずだ。

非常に気になるのが、こちらエンジン横に設置されるブラックボックス。まったく予想のつかないところだが、大きさと位置から考えてバッテリーだろうか。油圧クラッチは、成田亮車で使われていたファクトリーパーツだと思われる。エンジンに関しては、外観からは大きく変更されている部分は見当たらないが、当然このフルモデルチェンジのタイミングで様々なアップデートを受けているはずだ。

スイングアームも興味深いところ。これまでの形状とは少し異なる6角形断面に見えるが、GOSHIのステッカーがあるところをみると、スウェージングによって成型された新型形状ということだろうか。太さも、若干スリムになっていることが推測される。