モデル、ライター、旅人、パーソナルトレーナーと多くの顔をもち、アウトドアをこよなく愛してやまない山下晃和さんは、生粋のセロリスト。セローってトレールマシンの中でも足つき性の良いマシンですが、高身長ライダーにとってはちょっとつらい箇所もチラホラ…。そこで、山下さんに、どうやって高身長にフィットさせているのか聞きました!

高速走行時に役立つツーリングセローのスクリーンを装備。内側には便利なマルチバーがあるのでスマホの取り付けもできます。ロングツーリングでは重宝する代物ですね。

ハンドルバーはRENTHALのジェフ・ワードレプリカに変更されています。以前乗っていたSL230の時(19歳)からこのハンドルを使用しており、ノーマルに比べて若干高く、幅広になっているのでオフロードが走りやすくなるそう。「このハンドルじゃないとダメなんです」と山下さん。

ライトはスフィアライトのLEDに変更し、さらにフォグランプを増設しているので夜道でもかなり明るく照らしてくれます。ヘッドライトで遠くを照らし、フォグランプでは近くを照らすという、ヘッドライト増設のセオリーに沿ったモノ。また、走行時だけでなくテント設営の時などにもライトとして活躍してくれるので、アウトドアに便利ですね。

ハンドルクランプはブレ対策でZETA製の物に変更されています。ノーマルと比べて剛性が上がっているので、転倒したときのハンドルの曲がりがかなり軽減されます。

長時間乗ることが多いためスロットルアシストを装備。高速道路走行時にはかなり楽になります。
ドレスアップとしてマスタシリンダーはSPEEDTECH製のマスターシリンダーガードを装着。山下さんの好きな色とセローならこの色って事でグリーンをチョイス。

車載工具入れのボルトも蝶ネジに変更。これなら工具無しですぐにアクセスできますね。

高速域でのブレに対してパワービームを装着しています。スパークプラグコードはヤマハ感のあるブルーにドレスアップされています。

リアスプロケットはサンスター製のスプロケットを装着。丁数はノーマルと同じ48T。ノーマルスプロケと比べて精度が良く、アルミ製なので軽量。特に押して歩くと異次元なくらいその違いにびっくりする、と山下さん。