先日紹介した「野崎史高スペシャル」のセローのモデルとなったのは、野崎選手の私物セロー。スクールやイベントで野崎さんが乗っているセローのこだわり気になりますよね? 今回は、「買えちゃう」野崎スペシャルではなく、私物セローに迫ります!
YAMAHA
SEROW250(2019)
軽くて強いだけじゃないワイドなステップ
ステップはアベ精工製の野崎ワイドステップに変更。(セロー専用)素材にジュラルミンを採用しているので、ノーマルステップ約2つ分の横幅としっかりとした厚さもありながら軽量かつ高剛性を実現しています。
ポジションは後方に1〜1.5cm、下に5mmほど移動して低重心設計になっています。「ステップが少し後方に行くことによってリアタイヤに荷重がかけやすくなります。特にフロントを上げるときには便利ですよ。」と野崎さん。
ステップの爪をよーくみてください。一番外側の爪の頭が斜めになっているのがわかりますか? これはスタンディングをした時に、ステップに対して斜めに足を当てる時(かかとを下げる、つま先を下げる時)に足の角度に合うように調整されています。線ではなく面でステップを捉えられるわけです。
アベ精工のパーツはこちら。