モトクロッサー、XX250
こちらは、モトクロッサーのXX250。XE125よりも、YZ率が高い。
エンジン、キャブ、ECUともにYZのものを踏襲する。なお、エンデューロ版2スト250は無し。EURO5を突破できないとのことだ。モトクロス版のXX125は、XE125を踏襲する形だった。市販にあたって、仕様が変更されることもあるだろう。
さらに、2020の早い段階で、やはりヤマハとの協力体制によって生み出される4ストエンデュランサーXEF250が登場する。当然EURO5を突破したエンジンということになるはずだ。
世界戦へ挑戦するFANTIC
現時点で、ファンティックは125ccにおいて1位であり…
50ccエンデューロにおいてイタリアチャンピオンである。レースを愛して止まない、イタリアのメーカーが、このXXとXEを使って2020年にトライするのは、世界選手権への復活だ。
バーダルがメインスポンサーとなって、エンデューロには名門ジョリーレーシングがファンティックに移行。また、若手を起用してMXGPにもチャレンジする。かねてより、関係性の深かったヤマハとイタリアの距離が、ファンティックによって一気に縮まることになった。2020年、注目のリバイバルブランドになるだろう。