Off1.jp編集部では年に数回、身内でのオフロード走行会を開催しています。よく行くのは、都心からのアクセスの良さ、キッズや初心者でも楽しく走れて中級者も満足できるコースの多彩さから日野カントリーオフロード。今回はエンデューロにどハマり中のカメラマン井上演が、ミニゲコタを履いて日野の難所「トンネル沢」にリベンジするお話です。
タイヤが体の使い方を教えてくれる
「前回来た時はミニゲコタを履いていなかったので、ガレ場で止まったらどうにもならなくなってしまって、降りたり押したり持ち上げたり…そこで体力もガンガン削られてしまったのですが、今回は止まる回数も減ったし、止まった時も何度かチャレンジすれば乗ったままクリアできることも多くて、かなりスムーズに進むことができたと思います。
空気圧はパドックを0.4kgfでスタートして、途中で少し抜いたので0.3kgfくらいでしょうか。タイヤが、どんどん前に進もうとしてくれるのがわかるので、それの邪魔をしないようにトラクションをかけたり抜いたり、乗っているうちに体の使い方もわかってきました。
タイヤの選択肢が少ないCRF100Fでも履くことができるのは本当に嬉しいですね。マシンは進むのに、サイドスタンドが岩に当たって止まってしまうこともあったので、次回はサイドスタンドを外して来ようと思います」
HIROMU@ろむろむ
とはいえ疲れるものは疲れます…
でも、次のレースはミニゲコタで表彰台を狙います！
ゲコタの驚異的なグリップの秘密はコレ
こちらは井上カメラマンのCRF100Fのリアに装着したiX-09w GEKKOTAの動きをスローモーションで撮影したもの。ブロックとショルダー部がしっかり潰れ、面でグリップしているのがわかると思います。ゲコタ特有の、地面を無駄に掻くことなく、スルスルと進んでいく力はミニでも健在。エアボリュームも、ミニながら十分だと実感できました！