9月29日、アメリカ最大のクロスカントリーシリーズGNCCの第11戦メイソン・ディクソンが開催。JNCCが派遣したAAトップランカー中島敬則が総合65位、XC1Proクラス10位に入った。最上位クラスのXC1Proで10位以内をマークしたのは、小池田猛以来の快挙。ウィメンズにもライダーを派遣しており、こちら菅原悠花が3位表彰台と大躍進。

PHOTO/JNCC

マシンのレンタルや、パドックサービスでお世話になったランディ・ホーキンスと

中島は「すごく疲れましたよー。びっくりするぐらいの埃で前が全く見えない感じでスタートしました。木の根が多いコースでしたね。そんなに気にはしていなかったのですが、ワダチが全部埃で埋まっていて、その中の木の根に何回もいじめられました。

スタートは、XC1Proなので一番最初。気合いをいれてったら、まくれそうになり…ホコリでなにも見えない状況の中、攻めました。ウッズがほぼ一本ラインで、煽られまくりでしたね。リッキー・ラッセルにラップされちゃったんですが、アサシンかってくらい、いつのまにか背後につかれていました。

とにかく疲れましたね…。初めてのバイクだと攻めきれないのが、もどかしいです。途中でクラッチがおかしくなったり、埃で最後はエンジン吹けなくなったりとトラブルもありましたが、なんとか最後まで走りきれました」とのこと。

GNCC派遣体制がしかれて以来、菅原悠花は初の表彰盾を日本へ持ち帰ることに。残すAAGP最終戦も、この二人に期待がかかりそうだ。