フロアでどうする?

端に斜めにあてる。今回はタイヤストッパーを使った。

後ろからみるとこんな感じだ。この時、右(左)端にバイクを寄せないようにしよう。ラダーのかける位置が若干中央よりというのは、ここで生きてくる。繰り返すが、ワケは後述する。

タイダウンをかける位置を探す。ハーネスを巻き込まず、左右にずれない位置でないとNG。

まず左から右ハンドルに、右から左ハンドルにかけてみた。これでもいいのだが…

左右に引く、ことを考えるとベストは1カ所から引くのがいい。そこまで強く引く必要もないし、サスペンションを沈めるような必要も無い。ガッチリ引ければOKだ。

ポイントはここ。ここから、リアを…

右へずらす。

これが、中央よりから積載した理由。最後に右にふることで、右にロックしたハンドルがさらに角度を深くし、左右に引く力を倍増する。だから、タイダウンをかける時に、そこまで力を入れる必要はない。この最後の右振があれば、びっくりするほどバイクががっちり固定される。

バイクが揺れるので、ラチェット式のタイダウンを買ったりすることもあるだろうが、固定されないのはタイダウンの引き具合ではない。ちょっとしたコツでラチェット式よりもがっちり固定することができる。(※ちなみに服部さんは、ラチェット式は力が入りすぎるので、引き具合をしっかりわかってる人でないとマシンを壊したり、フックを傷めたりするのでビギナーこそ通常のタイダウンを使って欲しいとのこと)