オフロードバイクは走るたびに汚れていきます。これはもう宿命としか言えませんが、泥がついたままでは満足な整備はできません。つまり、洗車こそマシンを長持ちさせる第一歩なのです。
世の中にはオフロードバイク用の洗剤が色々ありますが、松尾選手がオススメするのはダートスコート。「ガンコな油汚れもしっかり落ちて値段も手頃なので、愛用しています」と松尾選手。
キワミジャパン
DIRTSQUIRT
スモール（475cc）スプレーノズル付 ￥1,200（税抜）
ラージ（950cc）スプレーノズル付 ￥1,600（税抜）
ガロン（3,785cc）詰替用 ￥4,900（税抜）
ダートスコートの場合は原液をバケツなどに出し、水で約15倍に薄めます。
水を入れるときに、水道やホースではなく洗車機の水圧で勢いよく入れてあげると、泡立ちがよく洗車に適します。こぼれないように注意。
よーく泡立ったらブラシにつけてバイクを洗っていきます。
ブラシの使い分けもポイント
松尾選手が今回使用した洗車道具がこちら。3種類のブラシの使い分けが大事なポイント。
こちらは柔らかい毛のブラシ。広範囲を洗えるため、表面をざっくり洗いたい時に使います。毛が柔らかいため、傷つけたくない外装などにも使えます。
グリップも。
エンジン周りもまずはこのブラシでざっと綺麗に。
スポークやブレーキ周りにも使えます。
次により細かいところを柄が長くてブラシ部分が自在に変形するこちらのブラシで洗っていきます。台所のコップ用ブラシがちょうどいいのだとか。
スプロケットとタイヤの間や、スイングアームとの隙間など狭いところも楽々。
マフラーとシュラウドの隙間やフロントマスクの裏側など、満遍なく洗っていきます。
一通り洗えたら一回水で綺麗に洗い落とします。