エリア戦を支える手練れのスタッフ達

今大会だけでなく、多くのJECレースを支えているのは、普段全日本を戦っている、あるいはその過酷なレースから手を引いた手練のものたち。

トラスを組み立てる、若手のホープ飯塚翼。

はじめてオンタイムに参加するライダー達も多かったので、しっかりルールを説明。

日本初のISDE参加者である、西山俊樹氏も駆けつけた。

これみよがしに海外の話を出すのは好ましくない、と思いながらも今回はあえて書かせていただきたい。オンタイムエンデューロだけでなく、広義のエンデューロにおいて、大事なのはフィールドだ。普段走れないところ、いやそれ以上に素晴らしいシチュエーションを走りたい、という欲はツーリングを趣味とするライダーと、まったく同じ。

だから、おらが村の素晴らしいコースに、来てよ。そんな思いで、毎年のISDEは主催国が、参加者を歓迎する。そのレースの尊さを、主催も、ライダーも、充分に分かち合うことができるのがエンデューロ。

長野原大会は、まさにそんな思いに溢れたとても美しいエンデューロだった。今後も、引き続き開催されていくことを願ってやまない。