KTM勢が上位を占める中、地元トマックが今季5勝目! 450SX
ホールショットは上り調子のムスキャン。それに450ルーキーでありながらレース前半に上位に絡む活躍を見せているJ・サバッチーが続く。しかし、スタートでは5〜6番手だったトマックがぐんぐん追い上げ、2周目にはサバッチーもパスし2番手に。さらにトップのムスキャンも抜き去りますが、ここで食い下がるムスキャン。激しいトップ争いが展開されました。
一方、ランキングトップのウェブは4番手。中盤で250SX時代のライバルであったサバッチーにアタックを仕掛け、白熱したバトルに湧く会場。さらにサバッチーのすぐ後ろにはJ・ボーグルの姿も。
スタートで出遅れていたB・バゲットもK・ロクスンを捉え、6番手にアップ。サバッチーも射程距離に入れます。
トマックがムスキャンを振り切り一人独走し10秒ほどのリードを築く中、ウェブがムスキャンをパスし、2番手へ。ファイナルラップ、トマックは地元の大声援に応えながら余裕のライディングでトップチェッカー。2位にウェブ、3位にムスキャン。4位にボーグル。サバッチーを挟んで6位にバゲット。KTMとカワサキが上位を占めた。ロクスンは7番手でフィニッシュ。
1 | C・ウェブ(KTM) | 332pt |
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2 | E・トマック(KAWASAKI) | 314pt |
3 | M・ムスキャン(KTM) | 309pt |
4 | K・ロクスン(HONDA) | 283pt |
5 | B・バゲット(KTM) | 255pt |
シアンサルーロVSフェランディスは最終戦に持ち越し、250SX
250はウエスト、残すはラスベガスの東西混走だけとなる今大会。
ホールショットはハスクバーナのM・モジマン。それを追うのはA・シアンサルーロ、J・デコティス、C・マカドゥ。その後ろにD・フェランディスとC・ニコルスのヤマハコンビが続く。
多少不安定ながらも今季4勝をあげているシアンサルーロが1秒以内の僅差でモジマンを攻め続けるが、なかなか前を譲らないモジマン。一度抜かれても抜き返すファイトを見せました。
そしてランキング2位のフェランディスが3番手、ニコルスが4番手に浮上。フェランディスがモジマンに迫ります。フェランディスがモジマンをパスしたのは残り5分。しかしシアンサルーロとはすでに7秒の大差。
トップはそのままシアンサルーロ、2位にフェランディス、3位にニコルス。モジマンは5位に入り、シアトルの4位に続き惜しくも表彰台に届きませんでした。
1 | A・シアンサルーロ(KAWASAKI) | 208pt |
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2 | D・フェランディス(YAMAHA) | 200pt |
3 | C・ニコルス(YAMAHA) | 163pt |
4 | R・ハンプシャー(HONDA) | 145pt |
5 | J・デコティス(SUZUKI) | 128pt |