前橋孝洋がパーフェクトウィン、日高2DAYSエンデューロ
9月6日、北海道を襲った胆振東部地震の影響でトップライダーの何人かは参加を見送った今年の日高。ここまでポイントリーダーの鈴木健二はすでに恒例となってきているセロー250での参戦。さらに初日のテストで崖落ちを喫し、優勝争いからは完全に脱落。
そんな中、安定した走りでDAY1、DAY2ともに優勝でまとめたのが前橋孝洋。11月にISDEを控えた太田幸仁が手を負傷しながらも両日2位。3位にはIAルーキーの大神智樹を抑えて内山裕太郎が入っています。これで前橋は最終戦SUGO2DAYSを残した現在、ポイントリーダーに。
また、注目の若手が争うIBクラスは年長の齋藤祐太朗がDAY1、DAY2ともに一歩リードし、優勝。2位に保坂修一、3位に飯塚翼が入りました。この3名はIAクラスでも3位以内に入るテストタイムを出しており、中でも飯塚翼は三島エンデューロテストで全クラス中トップタイムを叩き出しています。
黒山健一が世界選手権最高峰クラスに挑戦、FIMトライアル世界選手権
FIMトライアル世界選手権最終戦、イタリア大会に日本から黒山健一と久岡孝二が参戦。
無事に…走り終えました❗️
— 黒山健一 (@ken1kuroyama) 2018年9月16日
15セクション、2ラップ❗️
バイクの事、チーム体制の事、自分自身の事…❗️
本当に、いろいろな事を確かめる事が出来た1日でした❗️
満足はしないが、非常に…いい日でした pic.twitter.com/AI3jn0ZCta
黒山は最高峰のトライアルGPに参戦し、15位。久岡はトライアル2クラスに参戦し、残念ながらリタイヤという結果。
日本人として唯一、世界選手権にフル参戦している藤波貴久はトライアルGPクラス6位。年間ランキングも6位でシーズンを終えました。
ハーリングスが最高峰クラス新王者へ、MXGP
KTMファクトリーのJ・ハーリングスが無敵を誇っている今年のMXGP。最終戦を残して地元オランダ・アッセンで開催された第19戦でチャンピオン獲得が決定しました。
あと2戦を残して95点の大量リードで迎えた今大会。自身初のMXGPタイトルを目前にして、クラッシュのリスクを減らした安全な走りになってしまってもおかしくないのですが、両ヒート優勝で年間チャンピオンを獲得したハーリングスの走りは見事としか言いようがありません。
さらにMX2クラスでは同じKTMファクトリーのJ・プラドが1-1でレースを制しており、2位に46ポイント差でポイントリーダーに。最終戦での年間チャンピオン獲得に王手をかけています。