以前、海外でのプロモーションビデオをシェアしたBetaの2019モデル。2ストローク200ccの追加が示唆されていましたが、どうやら無事国内でも販売される模様です。また、既存のモデルも大幅なアップデートがなされています。

低速トルクもあり、高回転域が楽しい125ccモデル RR2T125

ECUが新しくなり、燃焼効率とエンジン性能が向上。特に高回転時のパワーアップが期待できそうです。クラッチのスレーブシリンダーはピストンが拡大、クラッチレバーが軽く扱いやすくなっています。チャンバーも全回転域でパワーアップした新らしいものに。

前後サスペンションも改良。フロントフォークのトップキャップには工具不要でコンプレッション、リバウンド、そしてKTMのSXやシックスデイズと同じように、プリロードを調整できるアジャスターを装備。パッキンの構造も新しくなり耐久性も向上しています。また、フォークガードの形状が変更。インナーチューブの内側へと回りこみ、より保護性能がアップ。リアショックはリザーバータンクを小さくし、スプリングもより軽量なものに変更したことで約300gの軽量化がなされ、オイル温度が変化しても安定した動きを実現した新ピストンを採用。

Beta
RR2T125
¥980,000(税抜)
発売:2018年9月下旬

トップカテゴリーの300ccは排気バルブもアップデート RR2T250/300

概ね、125と同様の進化を遂げた250/300モデル。ただし、RR2T300に限り追加で排気バルブが新しくなりパワー、トルクが向上しており、さらにBPVユニットコントラストスプリングキットが付属。バルブスプリングを変更することでマシン特性を変化させることが可能に。

Beta
RR2T250
¥1,020,000(税抜)
RR2T300
¥1,050,000(税抜)

未だヴェールに包まれた注目ニューモデル RR2T200

注目のニューラインナップRR2T200は現時点では写真のみ公開。しかし、他モデルでアップデートされた仕様は反映されていると見て間違いないでしょうし、125と250の中間の排気量は高回転まで回せ、さらに申し分ないパワーとトルクを提供してくれるはず。詳細スペック、価格などの発表を楽しみに待ちましょう!