こまめな水分補給に、ハイドレーションバッグ
基本中の基本。林道ツーリングやエンデューロコースを走る際にはハイドレーションバッグが必須です。なるべく容量が大きいものが良いですね。こちらはACERBISの「X-STORMドリンクバッグ」。2.5Lの水分を携行でき、工具などもいっぱい入る優れモノです。さらにハイドレーションバッグを入れる場所にはアルミシートが備えられ、氷をいっぱい入れておけば2〜3時間は冷たさを保ってくれます。
中身は薄めたスポーツドリンクやアミノバイタルなどが効果的です。
さらにオススメは走行中にいつでも飲めるようにヘルメットに加工してチューブを固定する方法。ハンドルから手を離さなくても口を動かすだけで水を飲むことができます。
冷感インナーで身体の熱を逃す
風を受けて涼しくなるインナーもありますが、上からプロテクターをがっしりつけてしまうと風も当たらずなかなか涼しくなりません。こちらはLEATTの「COOLIT 半袖タイプ」冷水に2分間つけてから水気を切って着るだけで1〜6時間ひんやり効果が持続します。うだるような暑さでも体温が上がりすぎず、熱中症になるのを防いでくれます。
休憩時の塩分補給が大事、梅干し、塩アメ
梅干しや塩アメでの塩分補給も大切です。必ず持ち歩き、休憩時間にはパクパク食べるようにしましょう。「自分は大丈夫」などとは思わず、熱中症の症状(頭痛、吐き気など)が出る前に摂っておくことをオススメします。
日影での休憩を。テント、タープは必須
休憩時に日影があるのとないのとで全く変わります。テントやタープを用意して日影でしっかり休憩が取れるようにしましょう。クーラーボックスで飲み物を冷やしておくのも忘れずに。
今週末くらいから少しだけ暑さも落ち着き、例年並みになるようなニュースもありますが、油断せずに万全の準備をして練習、レースに挑みましょう。特に今週末は耐久レースに出る方も多いでしょうから、くれぐれも熱中症には気をつけ、無理せずに休憩をとるように心掛けましょうね。