エルズベルグロデオの予選である、アイアンロードは2日にわけて開催される。ライダーは、2度のチャンスを与えられ、タイム順にスタートの優先順位を決められる。ヘアスクランブルでは、全10列のスタートになり、1列ごとに1分以上の差があるため、1列目、2列目に入っておくことは完走の「ほぼ」絶対条件だ(※5列目スタートで、主催者からも今年はあきらめろと言われた田中太一がフィニッシュした事件は、いまだエルズベルグロデオでの語りぐさである)。
つまり、今年チャレンジする石戸谷にとっても、とても大事な2日間になる。
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「超楽しい! 最高ですよ、この予選」
石戸谷は、戻ってくるなりこのセリフ。
「ターンは基本的に180度。まわってから全開、ってパターンでずっと続きます。こんなに楽しいレースはなかなかないですね!」とのこと。「コースがわからなくて、曲がるのかと思って無駄に減速してしまったり、タイムロスも多かった。明日が僕にとっての本番、きっちり攻める」
撮影していた取材班の姿も見えていたとのことで、かなり余裕のあるレース運び。中速域のパワーが薄く、キャブレーションを若干つめて明日に備える。現地での石戸谷は、煮詰まること無く、集中力を維持したいい雰囲気。
映像から判断するに、石戸谷のタイムは11分48秒付近。昨年ベースでいくと1000位以降だが、前述したとおりDAY1はタイムを狙いに行ってはいない。
リザルトは、現地時間の6月1日22:00、日本時間で6月2日5:00に発表とのこと。
↓は、田中太一のフッテージ。本人の解説付きなのでわかりやすい! この年は1列目をゲットしています。