これから4年間をともに過ごす仲間たち
彼らは千葉工業大学、工学院大学、東京都市大学、東京工芸大学などから集まった一年生たち。キャンオフの魅力とはまさにここにある。同い年の、同じ時期にバイクを始めた仲間と出会うことができ、これから4年間、彼らは切磋琢磨しながら腕を磨き、何度もレースで競い合う。その絆は大学を卒業して社会人になってからも続いていくのだ。
一生忘れられない初レースの感想を聞いてみた
大野洋介(千葉工業大学 一年)
「モトクロスはすごく楽しかったのですが、エンデューロはもういいです(笑)。一周目は楽しく走れたのですが、二周目で体力がなくなってしまって、沢のあとの登りが一番辛かったですね。部活のKX125に乗っていたのですが、高回転の調子が悪くて大変でした。スプリントでもKX85に抜かれてしまって、マシン整備の大切さがわかりました。これからキャブセッティングとかも勉強して、次のレースも頑張りたいと思います」
鈴木捷翔(芝浦工業大学 一年)
「モトクロスは楽しかったですが、エンデューロはちょっと心が折れてしまいました。まだオフロードバイクに乗ったのは3回目で、普段もバイクに乗っていません。昔ちょっとだけ65に乗っていたのですが、全然走れませんでした。エンデューロコースもちゃんと走れるようになりたいので、次に向けて練習頑張ります。坂をうまく登れなかったので半クラッチを覚えたいです」
木梨宏裕(芝浦工業大学 一年)
「モトクロスのヒート1で転んでクラッチレバーを折ってしまいました。予備があったのでレバーは交換したのですが、その時に太ももを怪我してしまい、リタイヤでした。次こそちゃんと完走したいと思います」
藤原宗胤(東京工芸大学 一年)
「モトクロスコースはフラットでスピードを出すことができて、自分なりに攻めて走ることができたので楽しかったです。土の上は転んでもあんまり痛くないので、次はもっとトライしたいと思います。エンデューロはちょっと辛いコースでしたが、また挑戦したいです。今回は一周しかできなかったので次は二周以上できるように頑張ります」
田中大貴(東京工芸大学 一年)
「キツかったですね(笑)。モトクロスはヒート2でスタートうまくいったのに転んでしまってとても悔しかったです。エンデューロは8周回れて、初級クラスで3位だったのですが、もう少し転ばないように走れたらもっと回れたのかな、と。もっと足をステップに乗せて走れるようにするのが次までの課題です」
ロジャン・ダリンドウ・ラジャバクサ(トヨタ東京自動車大学校 二年)
「僕はスリランカから留学で日本に来ています。オフロードバイクはトヨタ自動車大学校に入ってから始めました。いま二年生なんですが、今回が初レースです。モトクロスよりもエンデューロの方が楽しかったですね。一回沢の入り口で転んで足がバイクに挟まれてしまって他のライダーに助けてもらいました」
次からでも遅くない、参戦大学募集中!
キャンオフ東日本、次戦は8月5日に山梨県クロスパーク勝沼で開催される。エントリー期間は7月2日〜29日。今回参加できなかった大学もぜひ奮って参加してみて欲しい。大勢の仲間との出会いと、熱いレースが待っている。