BMWのGSシリーズといえば世界中に熱狂的なファンがいるビッグオフの代名詞。その「GS乗り世界一」を決める大会が、2年に1回開催されるINTERNATIONAL GS TROPHYです。過去に参加した人は再び参加することはできず、完走するにはバイクを操る能力だけでなく、語学力、体力、技術力が求められます。今年の日本代表に選出された3名のライダーを紹介しましょう。

選ばれし、3人のGS乗りたち

2017年BMW MOTORRAD DAYSにて選考された今年のメンバーは田澤啓明(左)、田島翔(中央)、小笠原勇樹(右)の3名。

田澤啓明
「GSトロフィーを目指すようになり、他の多くのGS乗りたちと交流するようになって人生が変わりました。モンゴルの広大な草原、砂漠、山々を走り、星空の下でキャンプできるのを楽しみにしています。GSトロフィーインターナショナルでは他の国のGSライダーと一緒に写真を撮りたいです」

田島翔
「GSトロフィーインターナショナルで、他の国のGSライダーと交流できるのをとても楽しみにしています。GS乗りは助け合い精神を大事にしていて、レース中でも近くで困っているライダーがいたらともに協力したいと思っています。GSトロフィーに出るために、家事や育児に協力し、妻の承認を得たいです」

小笠原勇樹
「新しいことにチャレンジすることが人生を豊かにすると思っています。僕のR1200GS Adventureは走行距離が15万kmを超えています。GSトロフィーで世界中のライダーと友達になりたいですね。本番まではジムに通って体力作りに励みたいと思います」

今年の舞台はモンゴル

2018年のINTERNATIONAL GS TROPHYは6月3日〜10日。舞台となるモンゴルは多くの日本人にラリーやツーリングで親しまれている国。
GS TROPHYの楽しみはバイクに乗ることだけではなく、世界中のGSライダーや現地の人との交流にあります。モンゴルの美しい景色と親しみやすい民族性は、バイクに乗る上で最高の環境と言えるでしょう。

GSが川を渡る、崖を登る

GSトロフィーはただのラリーやエンデューロ競技とは異なるアドベンチャーツーリング。約250kgもある1200ccのオフロードバイクを、ライダーたちが力を合わせて走破する姿は胸を打つものがあります。
近年、日本でもアドベンチャーマシンでハードエンデューロにチャレンジするライダーが出てきていますが、それに少し近いものがあるかも知れないですね。

みんなのイイネが力になる

2018 INTERNATIONAL GS TROPHYではフォトコンテストも開催されます。メンバーがバイクと一緒に写真をアップ、それに対してついた「イイネ」の数が得点となり、メンバーの力になります。フォトコンテスト用の専用サイトが今後オープンされるので、そちらでイイネ投票をお願いします!

詳しくは下記「GS TROPHY 2018 Team Japan 応援隊」のFacebookページを参照してください。